宮城 ユカリ

ブラジルのサンパウロ州で生まれる。沖縄系日系ブラジルの家庭、一般的なブラジルの教育を受け育つ。

親のデカセギで日本へ。日本語は「こんにちは」「ありがとう」程度しかわからないまま小学2年生で転入。先生方や周りの人たちに支えられながら適応できた。

学校にブラジル人の同級生が転入し、通訳などサポートをすることに。学校の先生に「すごいね。頭の中は何語で考えているの？」と聞かれたことをきっかけに「自分は何人だろう？」と疑問に思い始める。

浜松市立高等学校インターナショナルクラス入学。1年生時、同じ外国ルーツを持つ仲間と学ぶ。ポルトガル語の授業もあり、自身のルーツを見つめ直す機会に。

高校3年生、大学生だった姉を通じてCOLORS、そしてCOLORSの先輩を知る。自分のルーツを生かした活動をしていることに憧れを抱く。

静岡文化芸術大学、国際文化学科で多文化共生を中心に学ぶ。学習支援教室や交流イベントにも携わる。

自分の生まれた国をもっと知りたいと思い、約8ヶ月間ブラジル留学へ。現地の日系社会に刺激を受ける。

大学を卒業後、福祉に携わりたいと思い、高齢者介護の会社に勤める。 誰もが自分らしく生きていける社会づくりに貢献したいと思い、現在ソーシャルワーカーを目指し、勉強中。